新たな出会いの可能性を広げてくれる「謝礼交際」を楽しもう!
パパ活の次に出てきた新しい「報酬型男女交際」である「謝礼交際」が、大人の男女の間で盛り上がりを見せています。(本記事では、男性が女性と時間を過ごすお礼として、男性が女性に報酬を与えることで成立する男女関係を「報酬型男女交際」として便宜的に名付けて説明していきます。)
しかしながら、盛り上がりを見せているとは言え、「謝礼交際」がどんな男性にも幸せや恩恵をもたらすものではないことをしっかりと理解しておくべきです。
なぜならば、「謝礼交際」はメリットばかりではなく、デメリットもあるからです。
今回は「自分(男性)は謝礼交際によって幸せになれるのか?」という疑問を明白にするためにも、「謝礼交際」のいいことも悪いことも明らかにしていきたいと思います。謝礼交際のメリット・デメリットを理解することで、自分は謝礼交際という男女関係が合っているのか否かが分かります。
その前に、まだまだ世間に認知されていない「謝礼交際」がどういう男女交際なのか、おさらいをしておきましょう。
【整理】「謝礼交際」とはどういう男女交際なのか?
「謝礼交際」とは、以下の特徴がある新しい男女交際を指します。
- 30代以上の大人の男女による新しいタイプの「報酬型男女交際」
- 主に既婚者同士の男女が交際するパターンが多い
- 女性への報酬(謝礼)は、男性が任意で金額と支払頻度(支払時期)を決めることができる
- 男女双方が必要以上に見返りを求めないスマートな男女交際
【謝礼交際のメリット】謝礼交際が男性にもたらす利点とは?
【謝礼交際のメリット①】今までの「報酬型男女交際」に比べて女性にお金がかからない
パパ活のパパ男性ほどの経済力がなくとも、男性は「謝礼交際」で女性とお付き合いをすることができます。その点が「謝礼交際」の一番のメリットと言えます。では、なぜ「謝礼交際」は、今までの「報酬型男女交際」と比較して、そこまでお金がかからないと言えるのでしょうか?
理由は3つあります。
一つ目の理由として、「謝礼交際」における謝礼とは、あくまでも男性の厚意で発生することが挙げられます。
「謝礼交際」において、女性に対する謝礼の金額や支払い頻度は、男性は任意で決めることができます。(「謝礼交際」は、パパ活のように謝礼の相場が決まっていません。)
男性自身が支払える報酬の範囲内で交際できる女性を探し、その女性がその報酬額で同意してくれれば、「謝礼交際」は成立するのです。さらに言うと、「謝礼交際」の謝礼は現金を避けて、商品券やプレゼント品を報酬として女性に渡す傾向があります。これは、現金のやり取りによって、大人のお付き合いである「謝礼交際」を下品に見せないという目的があるからです。
二つ目の理由として、「謝礼交際」をする女性はお金に困っていない人が多いことが挙げられます。
基本的に、「謝礼交際」を望む女性は、30代以上の既婚女性が多いので、夫の収入で暮らしていくことができています。たとえ未婚女性であっても、30代以上の女性ならば、一般的に考えて女性自身が社会人として働いており収入を得ています。
一方で、パパ活女子は、大学生や収入が少ない20代前半女性が多いため、パトロン男性からの報酬を生活費に充てることが一般的ですから、それなりの報酬額が必要となります。
三つめの理由として、上記で挙げた二つの理由により「謝礼交際」では、女性から自発的に男性に報酬を求めることがないことが挙げられます。
むしろ、女性から男性に報酬をねだることは「謝礼交際」ではしてはいけないと、暗黙のルールで決まっているのです。
パパ活女子に見られるような「おねだり」を、「謝礼交際」をする女性はしてはいけないのです。「謝礼交際」とは大人の男女による交際ですから、節度をわきまえたスマートなものでなければいけません。
以上の3つの理由により、「謝礼交際」はパパ活よりも出費を抑えて、女性とお付き合いをすることができます。
つまり、今までパパ活女子とお付き合いができなかった男性でも、謝礼交際でパトロン男性となって女性とお付き合いすることは十分にできるのです。
【謝礼交際のメリット②】自分のプライベートや家庭の時間を損なうことがない
「謝礼交際」は、基本的に男女ともに既婚者で有ることが多く、自分の家庭や生活を守りながら男女交際をすることができます。
当然のことながら、「謝礼交際」は互いの私生活を壊すために存在するわけではなく、互いの私生活では埋められない寂しさをフォローするために存在します。
ですから、「謝礼交際」では、男も女もわがままを言うこともありませんし、お互いに守るべき生活や家庭があることもしっかり理解しています。つまり、「謝礼交際」をしたからといって、相手に自分の生活を脅かされる心配はあまりないと言っていいでしょう。
【謝礼交際のメリット③】女性との関係を終わらせる際に相手女性と揉めることが少ない
【謝礼交際のメリット②】で説明した通り、「謝礼交際」では、お互いに守るべき生活や家庭があることもしっかり理解していますから、たとえ相手女性と別れることになったとしても、トラブルなく関係を終わらせることができます。
悪く言えば、「謝礼交際」はドライな関係と言えるかもしれませんね。一方でパパ活は、パパ活女子の生活を支援する意味合いもあり、その女子がパトロン男性に恩義を抱くために、情に厚い関係になることが多々あるようです。この点は、謝礼交際とパパ活では対照的かもしれません。
【謝礼交際のデメリット】謝礼交際で男性が理解しておくべきこととは?
【謝礼交際のデメリット①】20代の若い女性と交際はできない
「謝礼交際」では、20代の若い女性と交際することはできません。もしも、20代の若い女性と交際するならば、それはもはや「パパ活」です。あくまでも「謝礼交際」は、30代以上の大人の女性との交際です。大人の女性だからこそ、報酬の相場が決まっておらず、男性が報酬を任意に決めることができるのです。
では、女子大生や20代前半の若い女性との謝礼交際は諦めるとして、20代後半の人妻女性ならば「謝礼交際」ができるのではないか?と考える男性もいるかもしれませんが、率直に言って難しいでしょう。
なぜならば、20代後半の人妻女性は、家庭内にてまだまだ子どもの世話をする必要があり、プライベートな時間を空けることが難しいからです。謝礼交際をするための時間を作るには、前提として、その女性の子どもがある程度目を離しても心配ないくらいに成長している必要があります。
20代後半の人妻女性の多くは、未就学児を抱えているはずですから、子どもの世話が大変で、時間的に謝礼交際をする余裕がありません。この点は、未就学児を抱える多くの30代前半の人妻女性にも共通していることです。
ですから、一般的に謝礼交際を求める女性とは、新婚当初のような夫とのラブラブな期間が終わっていて、かつ、子どもが小学生以上に成長していることが条件となるのです。となると必然的に、謝礼交際の相手女性の年齢は30代以上になるのです。
もしも男性が20代の若い女性と交際をしたいならば、その関係は「パパ活」であることをはっきり認識した上で、それなりの報酬を払う覚悟を持たなければなりません。
謝礼交際として出費を抑えて、20代の若い女性と付き合おうなんて、考えが甘いと言うほかありません。(厳しいこと言ってすいません。)
【謝礼交際のデメリット②】女性と肉体関係に発展しない場合が多い
「謝礼交際」は、相手女性と肉体関係に発展することが少ないようです。全部が全部とは言いませんが、謝礼交際は、一般的に男女が肉体関係を結ぶことを重きに置いていないのです。
これは、基本的に肉体関係を持たない「パパ活」とも共通しています。あくまでも、謝礼交際とは大人のお付き合いですから、スマートであるべきです。謝礼として現金を避けるのと同じく、性的関係も避ける傾向にあることを理解しておきましょう。
エッチがしたいから謝礼交際をするというのは、少々お下品な話なのです。ですから、男性はエッチ目的で謝礼交際を求めるべきではありません。
とは言え、謝礼交際でも、女性が承諾すれば肉体関係を結ぶことができます。その場合、女性に与えられる謝礼は、通常より上乗せされることが多いようです。
ただし、初めからエッチを求めてしまうと、交際することさえ拒否される可能性が十分にあります。なぜならば、多くの女性は、セックスをしたくて謝礼交際をしているわけではないからです。
先にも言いましたが、謝礼交際は互いの私生活を壊すために存在するわけではないのです。女性が夫以外の男性と肉体関係になった時点で、その関係はもはや謝礼交際を超えて「不倫」になってしまいます。
本来、女性にとっての謝礼交際とは、家庭の空いた時間での小遣い稼ぎに過ぎません。不倫のような危ない橋を渡るものではありません。
ですから、謝礼交際における女性との肉体関係は、あくまでもお互いが親密になり、その延長線上において自然な流れで発生するものであると考えておきましょう。
【謝礼交際のデメリット③】今までの「報酬型男女交際」と比べて女性との関係が希薄になりやすい
謝礼交際は、男女が互いに私生活に踏み込みながら関係を築くものではありません。
謝礼交際の前提は、お互いの家庭と私生活を守りながら男女関係を続けるものです。個々のプライベートな時間と謝礼交際の時間は、完全に切り離されているからこそ、必要以上に親密になりにくいのが謝礼交際の現状です。
だからこそ、先にも触れましたが、謝礼交際は相手女性と揉めることなくさらっと別れることができるのです。それは謝礼交際のメリットでもありますが、裏を返せば、希薄な男女関係でお互いに余計な情が入らないからだとも言えます。
ですから、もしかしたら一部の男性は、謝礼交際で精神的な満足感を得られないこともあるかもしれません。