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【女性にモテる会話術】男性が聞き役になるべき理由|

前回、女性が好きな男性のタイプとしてよく挙げる「面白い人」とは、「女性が共感できる面白さ(楽しさ)を提供できる男」であることを説明させて頂きました。

詳しくは、【女性のモテる会話術(考察編)】女性が好きだと言う「面白い男」ってどういう男?をご参照ください。

女性が「面白い」と感じる事柄の多くに共通していることは、他者と「共感」できることです。

というのも、女性の多くは右脳が発達しており、「感情的思考」や「直観力」に秀でているがゆえに他者との共感能力が高いからです。

そのため、現代の女性は、SNSを通じて自分の(もしくは他人の)文章・動画・写真をアップしたりコメントしたり拡散したりなどして、多くの他人とシェア(共有)することで、「楽しさ」や「面白さ」を他人と共有し合っています。

では、誰かと共感し合うことで面白さや楽しさを感じやすい女性に対して、男はどう接すればいいのでしょう?

男性は女性に対してどのように接すれば、女性に「面白い」とか「楽しい」とかの感情を持ってもらうことができるのでしょうか?

そして、男性は何をすれば女性に気に入られる、つまりは「女性にモテやすく」なるのでしょう?

男性が女性に「面白い男」だと評価され女性にモテるようになるためには、『男性は女性との会話において「聞き役」に徹する』ことです、これに尽きます。

男性は会話において「話し役」よりも「聞き役」であるべきなのです。

目次

【男が女性との会話で聞き役に徹するべき理由】なぜ男が「話し役」になることは推奨できないのか?

もしもあなたが主体的に会話をして常に周りを爆笑の渦に巻き込むほどのトーク力をお持ちならば、女性との会話において「話し役」に徹することは全く問題ありません。

そのような芸人ばりのトーク力を持っている男性ならば、すでに女性にモテモテでしょうから、今回の記事を読む必要は全くございません。

ですが、そのような爆笑トークを繰り広げられる男性のほうが非常に数少ないわけであって、多くの男性はそこまでのトーク力を持っていないはずです。(ですよね?)

私の役目は「どんなタイプの男性であっても、トークで女性に面白いと思われて、女性にモテる男性を一人でも増やすこと」です。

そこで私は、男性の皆様に「女性にモテる会話を成し遂げるために、男性は聞き役に徹するべきである!」と強く主張致します。

【会話で男が「話し役」に徹した時のデメリット】男性主体の会話は女性に共感を得られない可能性がある!

女性に嫌われる男性タイプとして最たる例が「自慢話が多い男」です

なぜ「自慢話が多い男」が女性に不人気かというと、それこそ「女性が共感できないから」です。

「昔は悪かった」とか「仕事ができる」とか「女にモテる」などの男の自慢話は、あくまでも男性の価値観を基準にした自慢話なので、女性は共感できるわけがありません。

このように男性が話し役に徹した際、自慢話とはいかないにしても、女性が会話の内容に共感できないケースが多々あります。なぜなのでしょう?

【男性が「話し役」での会話に女性が共感できない理由①】男女差があるから

そもそも、男と女は同じ人間であっても「性別」が違います。

この性別の違いによって、男女の環境、考え方、行動などが大きく違ってきます。

当然のこととながら、トーク内容における興味や関心事、面白いと思うことの基準も男女で異なってきます。

ですから、たとえ男性が面白いと思って話すことも、女性からしたら全く面白くない、なんてことも十分にあり得るわけです。

例えば、車好きの男性が車の話をしても、車について何の興味もない女性からしたら、会話の内容を面白いと思う(共感できる)わけがありません。

つまり、あらゆることにおいて価値観の基準が異なる男女は、会話の時にあらゆる点で「男女差」が生じ、共感し合えるような会話が成立しにくいというわけです。

【男性が「話し役」での会話に女性が共感できない理由②】男性の会話内容が自己中心的になることがあるから

男女の会話において、男性が「話し役」となって会話をリードするということは、裏を返せば、女性が「聞き役」になって会話に合わせるということです。

自分が興味を持てる話ならば「聞き役」になることは全然苦ではありませんが、自分が興味を持てない話 において「聞き役」になることは、率直に言って「地獄」です。

みなさんも経験があるかと思います、小中学生の時の校長先生の話はすごく退屈でしたよね。

男性だけが面白いと思う話に女性を付き合わせると、話を聞くだけの女性には多大なストレスがかかります。

話好きな男性は、そのことを十分に理解した上でトークを進めているでしょうか?

おそらくは、自己中心的に会話を進めて、相手の女性(聞き役の女性)を精神的に苦しめてしまっている男性は少なくないはずです。

男性が自分の価値観だけで面白いと思う話を一方的に相手女性にすることで、その女性が話に共感するどころか、早くこの場から去りたいと思っているかもしれないことを、男性はしっかりと気づかなければなりません。

【男性が「話し役」での会話に女性が共感できない理由③】個人によってトークスキルに差があるから

男女の会話において男性が「話し役」に徹した際、会話を盛り上げられるかどうかは、男性のトークスキルによってほぼ決まってしまいます。

トークスキルがある男性ならば、男性が主体となって会話をリードでき、無理なくトークを盛り上げることができます。

しかし、トークスキルがない男性ならば、話し役となって会話を主体的にリードすることは難しくなりますし、会話を盛り上げることができるかどうかは、相手女性のトークスキルに大きく左右されます。

トークスキルがない男性は、男性一人の力で会話を盛り上げることは難しく、相手女性のトークスキルに頼る結果になりがち、ということです。

つまり、男性が「話し役」になって会話を盛り上げることは、男性個人の力量による部分が大きく、できる・できないの個人差が激しいですから、そもそも満足いく結果を出すのに難易度が高いことであると言えます。

【男性が「話し役」での会話に女性が共感できない理由④】相手女性は男性のことを知らないから

男性が会話にて「話し役」に徹した際、女性がその会話内容に共感できない理由に、「男性と女性の仲がそこまで親しくない」ことが挙げられます。

つまり、親しい仲の男女なら盛り上がる会話内容も、(会話内容が同じであっても)仲が親しくない男女の場合は盛り上がらない可能性が十分にあるのです。

会話に共感できるかどうかは、会話をする者同士の人間関係の深さに比例すると言っていいでしょう。

なぜならば、親しい仲の人間ほど「相手と共感したい」という意識が働くからです。

例えば、ある男性のことを好きな女性ならば、好きな男性のことをもっと深く知りたいという欲に駆られ、自発的に相手男性に共感しようと試みます。

たとえ、女性が興味を持っていないことでも、好きな男性のために興味を持とうとします(逆もしかり)。

友人関係にある二者においても、友達の喜びや悩みを積極的に共有しようとしますよね。

ただし、それほど人間関係が構築されていない二者の間では、相手に「共感」しようという意識が下がってしまうのが常です。

つまり、男性が「話し役」になって進む男女の会話において、女性の共感が得られないのは、男女の仲がそれほど親しくない時に起こりやすいというわけです。

ですから、男性が初めて女性と会う時や、面識のない女性をナンパした時などは、男性は十分に気を付けて「話し役」にならなければ、女性が一切会話に共感することなく、つまらない時間を過ごすことになってしまうでしょう。

【男性が「話し役」になって男女の会話が盛り上がるケースとは?】条件が限定的である!

先に挙げた理由により、男性が「話し役」になって女性から共感を得ることは、そもそもハードルが高いと言えます。

逆に言えば、会話にて男性が「話し役」になりながらも女性の共感を得られる場合は、下記のケースであると言えるでしょう。

男性が「話し役」になって男女の会話が盛り上がるケース

・男性のトークスキルが高い
・男女において共通の話題がある(男女の趣味や興味事が共通している)
・男女の人間関係がすでに構築されている(仲がいい)

上記のように、男性が「話し役」になって男女の会話が盛り上がるケースはいささか限定的であり、多くの男性に一様に当てはまるとは言えません。

そして、今この記事を読んで下さっている方は、自分のトークスキルに自信がない男性が多いことでしょう。

かつ、女性と親しい関係を築きたい男性が多いことでしょう。

そのような男性は、男女の会話において、無理して男性主体で(話し役になって)会話を進めるのではなく、「聞き役」に徹して会話を進めたほうが安全であり、会話が盛り上がる可能性が高まります。

【注意!】キャバクラ(クラブ)でのウケを自分のトークスキルのおかげだと思うな!

「私の話はキャバクラでいつも女性に大うけだから、私はトーク力があるほうだ!」と言う男性もいるかもしれませんね。

はっきり言って「とんだ勘違い」です。

確かにキャバクラ(またはクラブ)では、基本的に男性客が話し役、キャスト女性が聞き役で会話が進んでいくことが多いです。

ですから、キャバクラで男性客のトークが盛り上がったなら、男性自身のトークスキルのおかげだと思いたいところです。

ですが率直に言いまして、キャバクラで働くキャスト女性は、あくまでも「仕事」として男性客との会話を盛り上げようとしてくれているだけです。

ですから、キャバクラという特殊な環境下では、全くつまらない話でもそれなりに周りにウケるのは(ウケていると思えるのは)ごくごく当然のことです。

考えてみてください、男性客と考え方も環境も違う、ひとまわり(以上)歳が離れている女の子が、中年男性の話に共感しながら会話を面白がったり楽しんだりすることは、日常ではあまりないことだとは思いませんか?

ですから、キャバクラでのウケを自分のトークスキルの賜物だと思ってはいけませんよ!

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット】「聞き役」になれば女性と好意的な関係を築きやすい!

説明してきたとおり、男性が「話し役」となって女性との会話が進むとき、男性の話は女性の共感が得られにくい可能性がある、という大きなデメリットがありますが、一方で、男性が「聞き役」となって女性との会話が進むとき、男性は様々な恩恵を受けることが期待できます。

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット①】女性主体で会話が進むので話題に困らない

そもそも女性はおしゃべり好きな人が多いので、話題に事欠かないことが多いです。

ですから、相手女性にリードしてトークを進めてもらうことで(女性に話し役になってもらって男性が聞き役にまわることで)、男性はトークの話題をあらためて自身で考える必要がありません。

言い方が悪いですが、女性にトークの話題を考えてもらうことで、男性はトークの話題を考える必要がなくなる、というわけです。

「逃げるが勝ち」という表現がこの場合に当てはまるかどうかは分かりませんが、あえてトークの中心に女性を置いて男性が中心から外れることで、止まることなく会話が円滑に進んでいく可能性が高まるのです。

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット②】「女性に共感されない」ということが起こりえない

会話にて男性が「女性に共感されない」という事象は、男性が「話し役」で会話が進む時にしか起こり得ません。

なぜならば、男性が「聞き役」になって女性の会話を受け入れる場合、相手に共感すべきはあくまでも「男性」であり、男性が女性に受け入れられるか受け入れらないかは関係ないからです。

「女性に共感されない」ことが起こるのは、男性から女性に対して会話を発信する時だけなのです。

もしも男女の会話にて自身の話が女性に共感されないことが多々あると思う男性ならば、逆の発想で「女性の話を自分が共感すればいい」と考えるわけですね。

男女の会話では「どっちがどっちに共感すべきか」というベクトル(方向)にこだわる必要はなく、「会話を二人で共有し合うこと」が大事なのです。

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット③】女性にストレスを与えにくい

誰しも、自身が共感できない(興味を持てない)話を延々と聞くことに対して、多大なストレスを感じます。

特に女性は、「おしゃべり」することで自分の情報を相手に開示し(聞き手に悩みを打ち明けたり、喜びを共有したりして)、それがストレス発散に繋がることが多々あります。

つまり、女性を「話し手」として会話の中心に置いた方が、女性はストレスを感じにくくなり(というよりむしろストレス発散になって)、女性は気分よく会話を続けることができるのです。

女性と良好な関係を築きたい男性は、女性に精神的負荷を与えることなく、むしろ、会話によって気持ちよくなってもらうよう努めるべきです。

そのためには、[女性=話し役]×[男性=聞き役]という関係性を基本とすることが最も効果的であると言えます。

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット④】女性との関係を悪化させる要素がなくなる

男性が「聞き役」に徹して女性が主体的に会話を進めることで、女性との関係を悪化させる要素がなくなります。

例えば、男性が「話し役」になれば、「私はこう考える」という個人的主張や考えを展開し、結果的に女性と異なる価値観を相手に押し付け、相手女性を不快にすることもあるでしょう。

「口は災いのもと」と言いますが、会話によって相手との距離が縮まることもあれば、会話によって相手との距離が離れてしまうこともあるのです。

ですが、男性が「聞き役」でいれば、会話において常に男性は受け身の姿勢になりますから、相手女性に対して主張したり反論したりすることがなくなります。

結果的に、女性の気分を害する可能性や、男女の仲が悪くなる可能性は格段に低くなるのです。

そもそも女性は、単純に自分の考えや意見を相手に聞いて欲しくて、そして、自分の考えや意見に対して相手に同意してもらいたいのです。

女性は話す前からすでに自分なりの答えを持っていることが多いでしょう。

ですから女性は、自身がすでに心の中に用意している答えに対して、第三者に否定されたりアドバイスをされたりすることを不快に思うことが多いのです。

そのことをわきまえた対応こそが、女性の話に対して「聞き役」にまわる、ということなのです。

ですから、男女の仲を深めたい男性ほど、「聞き役」に徹するべきなのです。

【女性との会話で男が「聞き役」に徹するメリット⑤】女性と親密な関係を築きやすい

女性が「話し役」となって会話を主体的に進めた場合、多くの女性は個人的な考えやプライベートなことを男性に話すでしょう。

「昨日こんなことがあって…」「最近、仕事で嫌なことがあって…」「私が好きなことは…」などなど、女性のトークテーマはプライベートな内容が多くなるはずです。

ここで、「認知的不協和理論」という人間の心理作用について知っておきましょう。

人間は自分の意志(考え)と行動が矛盾している時に、生理的に不快感を覚えます。

例えば、「タバコが健康に悪い」と分かっている喫煙者が、タバコをなかなか止めることができないのは、「認知的不協和理論」の心理作用が働いていると考えられます。

「タバコは健康に悪いから吸うべきではない」と思っていながらタバコを吸うのは、「吸うべきでない」という心理と「実際に吸う」という行動とが大きく矛盾しており、その矛盾に喫煙者は気持ち悪さ(不快感)を覚えます。

ですから、喫煙者の多くは「タバコを吸うのはイライラを抑えるためだ」と考え方を変えてタバコを吸い続けるのです。

喫煙を「イライラ解消の手段」として認知させれば、タバコを吸うメリットが生み出され不快感を覚えなくなるのです。

このように、人が自分の考えと行動に矛盾が生じている時に、自身の考え方を変えて自分が取る行動を正当化しようとする心理を「認知的不協和理論」と言います。

実は、女性が「話し役」となって個人的な考えやプライベートなことを男性に話す時に、この「認知的不協和理論」の心理作用が働きます。

女性がプライベートな話を(そこまで親しくない)相手にしている時に、「なぜ私はこんな私的なことをこの相手にしゃべっているんだろう?」という不快感を覚えます。

女性はその不快感を解消しようと、「私がこの相手にプライベートなことをしゃべるのは、この相手と私は親しいからだ」と、考えを変えて自分の行動(プライベートなことを相手に話すという行為)を正当化しようとします。

ですから、女性がプライベートなことを相手男性に話せば話すほど、「認知的不協和理論」の心理作用が働き、男女の親密度が高まりやすくなるのです。

男女の会話において、男性が「聞き役」にまわるということは、同時に、女性が「話し役」になって自分のプライベートな情報を相手に話す、つまりは女性に「自己開示」させることを意味します。

この女性の「自己開示」こそが、男女の仲を近づけることに一役買うのです。

【「聞き役」男性に求められる力】男女の会話を盛り上げる3つの力≪共感力・ツッコミ力・展開力≫

男女の会話において、男性が「聞き役」にまわることの重要性をお分かり頂けたと思います。

「男が聞き役になれば女性と共感できて仲が深まるなんてこんな楽なことはない!」

「よし!明日から自分主体で会話をせず、女性の会話をふんふんと聞こう!」

なんて思われた男性はちょっと考えが甘いです!

女性の話を聞くだけで親密な男女関係になれるのでしたら、すべての男性は今頃女性にモテモテです。

男女の会話において、男性は「聞き役」にまわった上で果たすべき役割が3つあります。

その3つの役割とは、以下の通りです。

・女性の話に共感して、女性のテンションを上げてあげること(共感)
・女性の話にツッコミを入れて、会話を面白く、楽しくすること(ツッコミ)
・女性の話を展開させて、話を広げてあげること(展開)

です。男性は「聞き役」の立場からこれら3つの役割を果たすことで、会話を通してはじめて女性に面白さや楽しさを提供できるのです。

【聞き役男性に求められる力「共感力」】女性との会話に同調して男女仲を深めやすくしてくれる力

冒頭でも説明した通り、女性は「誰かと共感し合うことで面白さや楽しさを感じやすい」です。ですから、女性のおしゃべりを全面的に「共感する力」が男性に求められます。

【会話例①】男女の会話における「共感力」の例

[女性] 「私、最近この香水にハマってるの!いい香りでしょ?」
[男性] 「ほんとだぁ!すごいいい香りだね!」

上記のように、男女の会話における「共感」とは、基本的に女性の話に同意する(同調する)ことなので、比較的どんな男性でも簡単に行うことができます。

とは言え、男性がただ単に女性の話に同調して「YES、YES…」と頷いているだけでは、ただ「共感」しているだけなのです。

男性は「共感」ではなく、「共感力」という力を発揮して欲しいのです。

「共感力」とは、「共感する」という行動に、「心から女性に共感しているかのように見せる」という「演出力」がプラスされるものであります。

「演出力」とは、具体的に言えば、男性の「表情」「ジェスチャー」「振る舞い」「しゃべり方」「言葉のキーの高さ」などにおいて、自身のリアルな感情を反映させる力のことです。

極端な話、無表情で、かつ棒読みで「ほんとだ。すごいいい香りだ。」と、男性が女性に言ったところで、女性は「この人、本心で言っていないわ!」と思われて終わりです。

その後の男女の会話は、男性の嘘っぽさが原因となって話が盛り上がることはないでしょう。

演出力の高い「共感力」とは、話し手のテンションを上げることができます。

そして、気分が乗った話し手は、聞き手に対して積極的に会話を繰り広げます。

結果的に、話し手と聞き手の人間関係は親密なものへと発展していく、というわけです。

ですから、表情豊かな聞き役男性ほど女性の話に共感できる力が高いと言えます。

【聞き役男性に求められる力「ツッコミ力」】女性の会話に面白さや楽しさを効果的にプラスしてくれる力

「ツッコミ」は、一般的に芸人のスキルの一つとして認知されていますから、(芸人ではない)普通の素人の人ならば「とても真似できない」と思ってしまうかもしれません。

確かに、「ツッコミ」はトークにおける経験やセンスに多大に左右されますから、一般素人の方は簡単に(すぐに)できない技術かもしれません。

ただし、基本的な下記の3種類のツッコミは、比較的易しいので、一般素人の方でも十分にできると思います。

≪一般素人でも可能なツッコミ≫
・訂正ツッコミ(女性の間違いや失敗を指摘するツッコミ)
・俯瞰ツッコミ(客観的に今の状況を説明したり指摘したりするツッコミ)
・例えツッコミ(会話内容や行動を面白い表現に例えるツッコミ)

とは言え、上記のツッコミはどんなツッコミかいまいち理解できませんよね。簡単な例を挙げておきましょう。

【会話例②】訂正ツッコミ(女性の間違いや失敗を指摘するツッコミ)

[女性] 「私、最近この香水にハマってるの!いい香りでしょ?」
[男性] 「ほんとだぁ!すごいいい香りだね!なんていう名前の香水なの?」
[女性] 「分からない…」
[男性] 「分からないの!?ハマってんのに!?」

上記のように、「訂正ツッコミ」は、相手の間違いや失敗を指摘することで、場を和ませる効果があります。

さらに、「訂正ツッコミ」は男性の言い方やテンションによって、さらにその場を面白くすることができます。

「訂正ツッコミ」は、あらゆる種類のツッコミの中で最もスタンダードで分かりやすいツッコミだと言えます。

【会話例③】俯瞰ツッコミ(客観的に今の状況を説明したり指摘したりするツッコミ)

[女性] 「私、最近この香水にハマってるの!いい香りでしょ?」
[男性] 「ほんとだぁ!すごいいい香りだね!なんていう名前の香水なの?・・・ごめん!俺、香水を買いに来た面倒な客みたいになってるねw」

上記のように、「俯瞰ツッコミ」は、今の状況を客観的に(冷静に)見て、その状況について指摘する(説明する)ツッコミです。

そのため、「俯瞰ツッコミ」は多くの場合、ツッコミする人がふと我に返る感じで言葉を発することが多く、その「我に返る感じ」が相手の笑いを誘うのです。

【会話例④】例えツッコミ(会話内容や行動を面白い表現に例えるツッコミ)

[女性] 「私、最近この香水にハマってるの!いい香りでしょ?」
[男性] 「ほんとだぁ!すごいいい香りだね!(クンクンとにおいを嗅いで)俺、すごい犬みたいになってない?」

上記のように、「例えツッコミ」は、一見普通に思える行動や発言を、特徴が共通する別の物事に例えて笑いを誘うツッコミです。

この「例えツッコミ」を男性ができるようになれば、あらゆる場面で会話の相手を楽しませることができるようになります。

しかしながら、「例えツッコミ」は今まで紹介した3つのツッコミの中で最も難易度が高く、このツッコミを行う人には高いスキルと豊富な経験値が求められます。

【聞き役男性に求められる力「展開力」】女性の会話を広げて会話の内容を充実させてくれる力

聞き役男性に求められる「展開力」とは、テレビの世界で例えるならば「司会者」的な立場で、ゲストやコメンテーターの話を展開させたり膨らませたりする力です。

【会話例⑤】男女の会話における「展開力」の例

[女性] 「私、最近この香水にハマってるの!いい香りでしょ?」
[男性] 「ほんとだぁ!すごいいい香りだね!この香水は普段から付けてるの?気分や場所によって香水を変えたりするの?」

上記の会話では、男性は香水の香りを褒めた後に、「TPOに合わせて香水を変えることがあるのか」という話題に話を展開させています。

このように話を展開させる質問を女性にすれば、話は途切れることなく、さらに女性は自身のプライベートな情報を開示してくれるでしょう。

会話における「展開力」とは、単純に「質問に対する回答」だけで会話を尻切れトンボ的に終わらせるのではなく、相手にさりげなく次の質問を振ることで、相手のテンションを保ったまま会話を続けることができる力です。

男性がこの「展開力」を身に付けることができれば、男女の間で会話に詰まることがなくなり、さらには、女性が進んで自己開示してくれることで、男女の仲を効率よく短時間で深めることができます。

【まとめ】女性が「この人に話を聞いて欲しい!」と思えるような素晴らしい「聞き役」に男性はなるべし!

女性は生理的にしゃべることが好きな方が多いです。

だから、女性を会話の中心に置いて「話し役」となってもらい、男性が「聞き役」となることで、会話は円滑に進みやすくなり、かつ、男女は会話を通して互いに共感しやすくなります。

しかしながら、女性にばかり積極的に話をしてもらって、男性がただ話を聞くばかりでは、女性は楽しくありません。

そこで、男性は「聞き役」でありながらも、「共感力」によって女性のテンションを上げて(テンションを落とすことなく)、「ツッコミ力」によって女性の笑いを誘い、「展開力」によって女性の話を広げて女性の自己開示を促進させましょう。

男性は、このような素晴らしい「聞き役」になることで、女性は「もっとこの人に私の話を聞いて欲しい!」と思い積極的に話をすることでしょう。

そして、楽しい会話は続き、結果的に男女の仲はどんどん深まるでしょう。

男性は、無理して「話し役」にならなくていいのです。

男性が会話を積極的に行えば行うほど、女性の共感が得られず、男女の距離が一切縮まらないなんてことは多々あることなのです。

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