レズ風俗とはいったい何？仕事内容や働き方、メリット・デメリットまで徹底解説

最近、レズ風俗という言葉を目にすることが増えてきましたよね。

SNSや記事で話題になることは多いものの、実際にどういうサービスなのか、働いている人はどんな気持ちで接客しているのかまでは知らない人が多いと思います。

今回は、レズ風俗とはどんな仕事なのかをわかりやすく解説しながら、実際の仕事内容や働き方、どれくらい稼げるのか、向いている人の特徴など詳しく紹介していきます。

レズ風俗とは？

レズ風俗とは、女性のキャストが女性のお客さんに性的なサービスを提供する風俗のこと。

男性を相手にする一般的な風俗と違って、体の作りや感覚が似ている同士だからこそできる繊細な接客が求められます。

性的なサービスといっても激しいプレイをするとは限らず、触れ合いや会話、添い寝のようなやさしい時間を過ごすケースも多く、心の癒やしを求めて利用する人もたくさんいます。

レズ風俗は女性キャストが女性のお客さんにサービスを行いますが、お客さんは、レズビアンやバイセクシャルの方だけではありません。

自分の性に迷っている人、誰かにやさしく触れられたい人、女性に癒やされたいと思っている人、男性との経験はあるけれど女性との行為にも興味がある人など、その理由はさまざまです。

働く側も同様で、女性だけが恋愛対象という方だけではなく、異性愛者の方やバイセクシャルの方などいろんな人が働いています。

利用する側も働く側も必ずしもレズビアンである必要はないということですね。

中には恋人に内緒で来る人や、性的な目的というよりカウンセリングに近い気持ちで訪れる人もいて、ただのプレイ目的にとどまらない奥深さがあるのがレズ風俗なのです。

性に興味はあるけれど、異性相手では抵抗があるという方にとっても、レズ風俗はハードルが低く、安心して自分の体や感情と向き合える場になっています。

レズ風俗の仕事内容

レズ風俗ではどんなプレイが行われているのか、仕事内容としてはどういったものになるのか気になりますよね。

ここからは、レズ風俗の基本的なプレイ内容や業態について解説していきます。

基本のコースは「デート」と「ヘルス」の2種類

レズ風俗のサービスは、大きく分けて「デートコース」と「ヘルスコース」の2つがあります。

どちらも女性のお客さんを相手にしますが、内容や雰囲気はまったく異なります。

デートコース

デートコースは、その名の通り一緒にお出かけを楽しむコース。

食事、カラオケ、映画など、プライベート感のあるデートを女性同士で楽しみます。

プレイなどの性的なサービスは含まれていないため、レズ風俗に興味はあるけどいきなりプレイは不安というお客さんや、癒やしや会話を求めている人に人気が高いです。

同性同士だからこその空気感や、女同士の分かり合える感覚を楽しみに来る人も多く、初めての利用でこのコースを選ぶ人は少なくありません。

ヘルスコース

一方、ヘルスコースはプレイを含むコースで、内容としてはデリヘルに近い形です。

基本的な流れは、駅やホテルで待ち合わせをして、ホテルに移動。

そこから一緒にシャワーを浴びたあと、ベッドでのプレイに入ります。

プレイ内容は、お店によって多少違いはありますが、乳首責め、クンニ、指入れなどが一般的。

女性同士だからこそ、相手の体や感覚に寄り添った、丁寧でやさしい前戯が求められる場面も多く、接客中は相手の反応に細かく気を配ることが必要になります。

貝合わせとは、ふたりの女性器を擦り合わせてお互いに快感を高め合うというプレイ。

男女ではありえないプレイですが、慣れればそこまで難しくありません。

また、業界内では責める側のことを「タチ」、受ける側を「ネコ」、どちらも対応できる人を「リバ」と呼び分けるのが一般的なので、この辺りも覚えておくと良いでしょう。

レズ風俗はどれくらい稼げるの？

レズ風俗で働こうか悩んでいるとき、一番気になるのがやはり「どのくらい稼げるのか」という点ではないでしょうか。

一般的な風俗と比べて情報が少ない分、求人サイトを見ても詳細が書かれていないことも多く、不安になる方もいると思います。

ここでは、実際にレズ風俗で働く場合のバック率や相場感、そして代表的な稼ぎ方のパターンを紹介していきます。

バック率と相場の目安

レズ風俗店では報酬は完全日払い・手渡しが基本です。

コース料金の50〜60％がキャストの取り分となるシステムが多く、時給換算にするとおよそ7000円前後。

オプションや指名料、出張交通費などが別途加算されるケースもあり、1日しっかり働けば3〜5万円前後になることも珍しくありません。

なお、「1日5万円以上可」「月100万円も可能」といったフレーズは見かけますが、詳細は非公開の店も多いです。

求人ページで具体的に書かれていない場合は、面接の際にしっかり確認しておくことをおすすめします。

稼ぎ方のパターンは大きく2種類

レズ風俗の稼ぎ方のパターンは大きく2種類あります。

ひとつ目の稼ぎ方は、60〜120分のコースを数本、効率よく回していく方法です。

1本につきバックが7000〜1万2000円ほど入るため、短時間でも日給2〜3万円に届きます。

待機時間が少ない分、集中して働きたい人や、他の仕事と両立したい人に向いています。

もうひとつのパターンは、リピーターを増やして長時間のコースで安定的に稼ぐ方法です。

デート＋ヘルスの複合コースを含め、ロングコースになるとバックも高額になるため、1本の接客だけで2万円以上の収入になることもあります。

一見時間効率は悪く見えますが、継続して来てくれるお客さんがいると精神的にも安定しますし、無理なく長く続けられる働き方です。

レズ風俗で働くメリットとデメリット

レズ風俗で働くイメージが少しついたでしょうか。

ここからは、レズ風俗で働くなら知っておきたいメリット・デメリットについても簡単に紹介していきます。

レズ風俗で働くメリット

女性同士の接客ということで、性的な圧を感じにくく、男性相手の風俗と比べて安心感があるのはレズ風俗にしかないメリット。

また、接客中の会話も自然に盛り上がることが多く、働きながら「自分ってこういうのが好きかも」「逆にここは苦手かも」など、自分自身の性に対する理解が深まることもこのお仕事ならではです。

特別なテクニックがなくても、やさしく寄り添った接客ができる人ほど喜ばれやすく、共感力や気配りが自然と活かせる仕事であるというのは大きな魅力です。

デメリット

同性だからこそ、「本当はちょっと嫌だな」と思っても強く言えない場面を経験する方は多いです。

何度も指名をしてもらうお客さんができたら、距離の測り方が難しくなったり、対応に気を使う場面も出てくるはず。

また、女性のお客さんは身だしなみや匂い、話し方などの細かい部分にも敏感な人が多く、かなり細かい部分まで気を配らなければなりません。

レズ風俗に向いている人・向いていない人の違い

レズ風俗は体力やテクニック以上に相手との距離感や心配りが問われる仕事です。

得意な人にはやりがいのあるジャンルですが、向き不向きが分かれやすいのも事実。

そこで最後に、レズ風俗に向いている人・いない人の特徴を紹介したいと思います。

レズ風俗に向いている人の特徴

お客さんの多くは、安心して身を任せたいという気持ちで利用しています。

相手の反応をよく見て対応できる人や、「今日はどんな気分かな」と自然に気を配れるタイプの人は、リピートもつきやすく安定して働けます。

また、女性同士のスキンシップに抵抗がない、もしくは興味があるという人には、感覚的にもストレスを感じることはないでしょう。

レズ風俗に向いていない人の傾向

女性相手に性的なサービスをすることに抵抗があるかどうかは、まずレズ風俗で働けるかどうかのラインです。

苦手意識があるのであれば冒険する必要はありません。

また、相手が女性ということで通常の風俗よりもお客さんへの気遣いや気配り、気持ちの汲み取りが重要。

これが苦手だという方はあまり向いているとは言えません。

まとめ

レズ風俗は、女性キャストが女性のお客さんを相手にする風俗で、接客の内容や働き方は一般的な風俗とは異なる点が多くあります。

プレイ中心のコースだけでなく、デート感覚で過ごすライトなコースもあり、大枠はデリヘルのシステムに近いイメージです。

収入面では時給換算で7000円前後が相場となっており、出勤スタイルや接客内容によっては日給5万円以上も現実的。

少しでも興味があるなら、まずは情報を集めてみるだけでもOKです。

「こういう働き方もあるんだ」と知っておくだけでも、選択肢は広がりますよ。