「パパ活」は男性にも危険やトラブルが及ぶことがある！パパ活に潜む恐怖とは！？

パパ活は女性だけでなく男性にも危険が及ぶ場合がある！

「パパ活」は、女性が男性とデートや食事をして報酬をもらいます。当然、見知らぬ男女が出会う時には、何らかのトラブルが発生することもあります。もちろん男性の方が女性より力があるので、トラブルで被害に合うのは、女性の方が多いと考えるのはごく自然です。例えば、男性から暴力を振るわれる、男性から逆にお金を取られる、肉体関係を持った後お金を払わず男性が逃げた、などです。
しかしながら、女性ばかりが危険な目に合うというわけでもないのです。男性も被害に合う可能性は十分にあります。男女どちらにおいても、相手が「パパ活」の裏に他の目的があって接触してきたのならば、トラブルや警察沙汰に発展する可能性は十分あります。
今回は、パパ活で男性が危険な目に合うケースを説明致します。パパ活女性を探している男性は、以下のような危険があることを念頭に置いて行動しなければいけません。

パパ活で男性が被害に合う（危険な目に合う）ケース

【ケース①　金品の盗難】

基本的に「パパ活」は、男女の肉体関係がありません。しかしながら、男性ならば女性とエッチをしたいと思うでしょうし、女性の中にもエッチをすることでよりたくさんの報酬を得ようとする人もいるでしょう。
「パパ活」女性とホテルに行った際に、男性がシャワーを浴びている際に、財布からお金を抜かれたり、持ち物を盗まれたりするケースが後を絶ちません。特にこの場合、男性は警察に相談しづらい、もしくは被害届を出しにくいわけですから、泣き寝入りで終わることがほとんどでしょう。

【対策】
・パパ活には、原則として肉体関係がないことを理解しておく
・初めて会ったパパ活女性とは、肉体関係を結ばない
・女性の方からホテルに誘ってきた際は要注意！

【ケース②　女性が嘘を付いてトラブルに発展】

お互いに同意してエッチをしたとしても、女性が「男性に無理やり襲われた」と、警察に虚偽の説明をすれば、男性が加害者となることも十分に考えられます。警察沙汰にならないとしても、「警察には言わないから、慰謝料を払って」と女性から脅迫されるかもしれません。そうなると、脅迫も１回では済まないかもしれません。
また、相手女性が未成年であることを隠し（もしくは20歳以上だと嘘をつき）、肉体関係を持った後に、未成年であることを打ち明けて脅迫行為に及ぶ可能性も考えられます。
特に、家庭を持つ既婚者ならばゆすられる危険度が倍増します。
つまり、肉体関係を結ぶこと自体が、脅迫材料の一つになってしまう危険性があるのです。

【対策】
・肉体関係になるとしても、十分に信用できるか女性を見極めてから
・積極的に肉体関係を迫ってくる女性には要注意！
・はっきりと身元を明かさない（嘘をつく）女性には要注意！

【ケース③　シナリオ通りにはめられた（美人局・客引き）】

「パパ活」とは別の目的で男性に近づいてきて、男性を「（当初考えていた）シナリオ通りにはめる」のです。以下が具体的な例です。

＜例①＞美人局（つつもたせ）
美人局の流れは、男性と女性が肉体関係を持った後に、その女性の旦那、彼氏、友達と名乗る男性が現れて、相手男性に対して恐喝、脅迫を行います。その後、女性はその場から去り、男性同士の間で話が進み、示談金・賠償金としてお金をゆすられます。
具体例として、
・男性とパパ活女性がホテルに入ったのを確認して、仲間である男性が現れて恐喝、脅迫をする
・未成年のパパ活女性と肉体関係を持った後に、仲間の男性が恐喝、脅迫をする
などがあります。

＜例②＞ぼったくりの店に連れて行かれる（客引き）
パパ活女性に誘われて行った飲食店で、高額な請求をされることがあります。この場合、店（店員）とその女性がグルになっている可能性があります。または、女友達が働いているからと言って、キャバクラに連れて行かれて高額な請求をされることもあります。つまり、そのパパ活女性は、単なる「客引き」だったというわけです。

【対策】
・女性の言動、行動に不審な点がないか十分に注意する
・（美人局の場合）初めて会ったのに、女性からホテルに誘ってくる場合は要注意！
・（客引きの場合）男性自身があらかじめ食事する場所を事前に予約しておく

【ケース④　愉快犯】

これは、主に男性が女性になりすまして、SNSなどでパパを募集して、男性を待ち合わせ場所におびき出します。その様子を動画に撮ってネット上にアップして楽しむのです。ネットに恥ずかしい姿をさらされた男性は、名誉を著しく傷つけられます。まさに愉快犯的な行動です。

【対策】
・（女性に会うまでの間の）メールなどのやりとりにおいて、不審だと思われる点があれば、即座に連絡を取ることをやめる

このように「パパ活」は、男性にも危険が及ぶ場合が十分ありますので注意しなければいけません。今回は触れていませんが、絶対にしてはいけないのが、未成年女性と関係を持つことです。この危険性においては、また次回説明したいと思います。