風俗勤務で妊娠するリスクはある？もしもの時の5つのアドバイス

今回は、このような疑問にお答えする記事となっています。

結論から言うと、風俗のお仕事は妊娠のリスクと隣り合わせ。

普段から望まない妊娠をしないための対策をしつつ、もしもの時にはどう行動すべきかまで知っておくべきです。

本文では、風俗嬢が仕事で妊娠しないためにすべき対策、そしてもしもお客さんの子どもを妊娠してしまった場合にどう対処するかまでを詳しく解説します。

風俗における妊娠のリスク

まずは、風俗における妊娠のリスクについて見ていきましょう。

妊娠のリスクは、働く業種や自身の行動によって大きく変動します。

NS・NNのソープ勤務は妊娠のリスクが高い

風俗には様々な業種がありますが、中でもソープランドで働く場合は妊娠のリスクが高いと言えます。

なぜなら、ソープの仕事はお客さんとの本番行為が前提だから。

中でも高級ソープに存在する「NS」「NN」のシステムは妊娠のリスクが高いです。

一般的なソープランドはS着（スキン着用）が基本であり、S着ソープしか営業していないエリアもあります。

しかし全国的に見ると、大きなソープ街にあるお店の中にはNS・NNのシステムが存在するお店やNS・NNの女の子とS着の女の子が在籍する混合店があります。

ソープはS着店でも妊娠リスクはゼロではない

ノースキン・生中だし前提のソープランドで妊娠のリスクが高いのは当然のことですが、残念ながらS着店であっても妊娠のリスクはあります。

なぜなら、以下のようなトラブルが起こり得るからです。

• コンドームが敗れた
• コンドームが膣内で外れた
• ステルシングされた

ステルシングという言葉は聞きなれないかもしれませんが、簡単に言うとお客さんが勝手にコンドームを外すこと。

S着ソープでは当然のことながら禁止事項ですが、お客さんの中に上記の行為を行う危険人物がまぎれている可能性があります。

ソープ以外の業種でも妊娠のリスクはある？

ソープ勤務では風俗嬢の妊娠リスクは高いですが、だからと言ってソープ以外の風俗なら確実に妊娠しないとも言い切れません。

というのも、以下の行為においても妊娠の可能性はわずかながら出てくるからです。

素股によって性器同士が直接触れる場合、膣付近にカウパー液や精液が付着するかもしれませんよね。

このレベルであっても、仮に膣内に精子を含む液体が入った場合はわずかであっても妊娠のリスクがあります。

また、精液やカウパー液のついた手で手マンされた場合、生き残っている精子によって妊娠につながる恐れがあります。

風俗でお客さんの子どもを妊娠した⁉もしもの時の5つのアドバイス

風俗勤務は常に妊娠のリスクと隣り合わせです。

ここで知っておきたいのが、万が一お客さんの子どもを妊娠してしまった、もしくは妊娠したかもしれないという状況に陥った時にどうすればよいかという点ですよね。

ここからは、風俗でお客さんの子どもを妊娠した可能性が出てきた際に知っておくべきことをまとめていきます。

まずは産婦人科を受診する

風俗の仕事をする中で「妊娠したかも」と不安になってしまう現象は誰にでもあります。

例えば本番行為をしていなくても、素股で性器同士が強く触れ合ってしまったり、膣付近でお客さんが暴発してしまったりすると不安になるのは当たり前です。

そしてこの不安から生理が遅れ、本当に妊娠したのでは…と悩んでしまう風俗嬢さんは少なくありません。

妊娠してるかもしれないという不安でさらに体調が悪くなり生理が遅れるという悪循環

— れイ (@yameta_____i) November 12, 2020

もしも妊娠したかもしれない、と不安になったなら、自分一人で抱え込んで悩むよりも婦人科を受診・相談してみることをおすすめします。

父親と思われる人物に勢いで報告するのは避ける

万が一お客さんの子どもを妊娠してしまった、もしくは妊娠したかもしれないという状況になった際は、父親と思われる人物に勢いで連絡したくなりますよね。

しかしここはぐっと我慢して、しっかりと策を練ってから行動しましょう。

風俗のお客さんということは、あくまで仕事上で身体の関係を持っただけ。

妊娠を伝えたからと言って真摯に対応してくれるとは限りませんし、中には即座に音信不通になるケースもあります。

特に相手の男性が彼女や妻子持ちだった場合、逃げられるリスクは非常に高いです。

妊娠がはっきりした段階でお店の店長と相談し、電話番号などわかる範囲の情報をしっかり手に入れてから、慎重に行動しましょう。

多くの場合は泣き寝入りすることになると知っておく

風俗勤務でお客さんの子どもを妊娠し、相手や相手の電話番号もわかっているーーー。

このような状況にあるとして、妊娠した風俗嬢サイドが救われるような展開になる可能性は残念ながら低いです。

風俗のお客さんが相手だとして、結婚をして一緒に子どもを育てることを期待する女性はほぼいないでしょうし、仮に期待したとして難しいのが現実です。

また、中絶費用を払ってもらおうとしたところで、相手が本当に自分の子どもだと認めてくれる可能性も低いでしょう。

風俗嬢がお客さんの子どもを妊娠したら、多くの場合は泣き寝入りになるということに覚悟が必要です。

どうするか最後に決めるのは自分自身

妊娠した子どもを中絶するのか、それとも生んで育てるのか。

前者を選ぶ方が多いのは事実ですが、それでも最後にどうするのか決めるのは自分自身です。

妊娠してしまったという事実は後悔しても消えるものではありませんから、せめてその後の選択肢はよく考えたうえで決断しましょう。

なお、人工妊娠中絶は可能な期間が決まっています。

中絶手術が可能な時期は母体保護法によって「妊娠22週未満」と定められているため、妊娠21週6日までにしか行うことができません。

引用：高村医院

中絶には期限があることを知ったうえで、よく考えてその後の選択肢を選んでください。

無理矢理本番された場合はどうすべき？

基本サービスの範囲内で妊娠した場合と、無理やり本番されて妊娠した場合は対応が全く異なります。

本番強要の事実が悪質であれば、強制性交等罪として立件・慰謝料請求できる可能性があるからです。

ただし強制性交を確実に証明するには、その場ですぐに警察に通報し現場をおさえてもらわなければなりません。

時間が経つほど立証が難しくなってしまいます。

無理矢理本番行為をされた場合は、すぐにお店に連絡し、警察への通報を含めて行動することが重要です。

風俗で妊娠のリスクを下げるためにできること

風俗勤務で妊娠してしまうと、女性が一方的につらい思いをするのが現実です。

しかし金銭的な事情も含め、風俗で働くという選択肢を避けられない方もいるでしょう。

ここからは、風俗で働くことを前提に妊娠のリスクを下げるためにできることをまとめていきます。

本番なしの風俗で細心の注意を払って働く

妊娠のリスクをできる限り避けるなら、本番なしの風俗店で働くことをおすすめします。

また、先述の通り素股等でも妊娠のリスクが発生するという点から、以下の点に細心の注意を払って働きましょう。

• 性器同士が直接接触しないようにする
• カウパーや精液の付着した手で性器を触られないようにする

粘膜接触を一切避けて働きたいという方は、風俗の中でもソフト店への勤務を検討しましょう。

ソープならS着店を選んだうえでステルシングに注意する

給料面などからどうしてもソープで働きたい場合、妊娠のリスクを下げるにはS着店を選んだうえで、ステルシングに注意しましょう。

ステルシングを避けるためには、コンドームはお客さん自身につけさせず風俗嬢側でしっかりとつけること。

また、挿入中も定期的にコンドームがついているか確認することが重要です。

ピルを服用する

どんな風俗業種で働くにしても、妊娠のリスクを最小限にしたいならピルの服用をおすすめします。

ピルの服用はコンドーム着用よりも避妊率が高いことが、医学によって証明されています。

コンドームの避妊失敗率	理想的な使用による失敗：2％ 一般的な使用による失敗：15％
ピル服用の避妊失敗率	理想的な使用による失敗：0.3％ 一般的な使用による失敗：8％

避妊の失敗率から見てみると、ピルを日々決まった時間、決まった分量で服用できた場合、避妊率は99.7%まで上げることができるとわかります。

風俗で働くうえで妊娠のリスクを下げるのであれば、ピルの服用を検討しましょう。

まとめ

今回は、風俗勤務における妊娠のリスク、そしてもしもの時に知っておくべきポイントをご紹介しました。

風俗のお仕事は妊娠のリスクが常にあります。

しかしその一方で、妊娠したからと言って相手の人物に真摯な対応をしてもらえない場合がほとんどなのも現実です。

風俗で妊娠のリスクを最小限にするなら、自分でできる工夫をしっかりと行うことが重要。

特に、ピルの服用は望まない妊娠を避ける手段としてよく検討してみてくださいね。