風俗嬢がお客さんの愛人になるってアリ？5つの危険性とリアル体験談

このような疑問をお持ちの女性のための記事内容となっています。

結論から言うと、風俗嬢がお客さんの愛人になるという展開は割と珍しくありませんが、様々な危険を含むためおすすめはできません。

お店を通して仕事として稼ぐ方が、長い目で見たとき、そしてリスク面を考えたときには賢い方法だと言えます。

本文では、風俗嬢が愛人になるメリット・デメリットを中心に、私が実際に愛人契約を持ち掛けられたエピソードにも触れていきたいと思います。

風俗嬢が愛人契約を持ち掛けられるのはよくある話

じつは、風俗嬢がお客さんから愛人契約を持ち掛けられるのはよくある話です。

ある程度の人気嬢になってくると結構な頻度で誘われるのではないでしょうか。

誘い文句としてはこんな感じです。

上記すべてに当てはまる内容で誘いがあれば、それは愛人契約を結びたがっていると考えてほぼ間違いありません。

愛人契約と似て非なるものもあるので注意

単純に「お店を通さないで会おう」、月単位のまとまった額ではなく「外で会ってくれたらお金を渡すから」といった言葉を使っている場合は、愛人契約の誘いではありません。

前者の場合はセフレ目的、後者の場合はシンプルに直引き・裏引きです。

セフレは当然風俗嬢にとって得なことはありませんし、直引き・裏引きも単発的なものでそこまで大きな収入にもつながりません。

ただ、愛人となると場合によっては「週１回のデートで月５０万」などの破格の契約もあり得るのです。

愛人契約を持ち掛けられた際に風俗嬢がどう対応するかは、言ってしまえば個人の自由。

というわけで次の項目からは、愛人契約を結ぶメリット・デメリットを分けて解説していきます。

風俗嬢がお客さんと愛人契約を結ぶ3つのメリット

まずは、風俗嬢がお客さんと愛人契約を結ぶメリットから解説いたします。

それぞれ見ていきましょう。

まとまったお金が手に入るようになる

愛人契約の場合、月単位でまとまったお金がもらえるのが基本です。

会うたびにお金を渡すというのは愛人契約とは若干異なるので注意しましょう。

このように、愛人契約を交わすと相手次第で月数十万円、さらには住むところや車など生活面でもサポートしてくれることも珍しくありません。

不特定多数の相手をしなくても済むようになる

風俗で働いている限りは、不特定多数のお客さんの相手をするのが必然。

その分、クソ客に当たるストレスや性病のリスクも高くなっていきます。

しかし愛人契約を結んで風俗をあがれば、契約した相手とだけ関係を持てばよいので新たなクソ客の出現に悩むリスクはゼロに、性病のリスクも低くなります。

プレゼントや食事・旅行などのおまけもついてくるかも

風俗の仕事はプレイそのものが仕事で、そこに対して報酬が発生します。

逆を言えば、それ以上も以下もありません。

しかし愛人契約の場合、相手によっては高級なプレゼントや食事、時には旅行などの経験をさせてくれることも珍しくありません。

月にまとまったお金がもらえてプラスαもついてくるなら、これってかなりいい話ですよね。

私が過去に愛人契約をしていた時は、定期的にプレゼントをくれるのはもちろんのこと、相手の男性の行きつけのお店であれば自分一人や友達といった時でも責任者に言えば「ツケ」にして良いことになっていました。

風俗嬢がお客さんと愛人契約を結ぶ5つのデメリット

愛人契約のメリットを見て「こんなに魅力的な話なら断る理由なんてないじゃん！」と思った方もいるかもしれませんが、実はデメリットもたくさんあることを忘れてはいけません。

メリットよりも数の多いデメリット、見逃さずに確認してください。

愛人契約＝本番ありが普通

愛人契約は本番ありが契約の前提だということを忘れてはいけません。

在籍していた店舗がデリヘルやオナクラなどの本番無し風俗だったとしても、愛人契約を結べばその相手とは定期的にセックスをする関係になるのです。

今まで通りの風俗のサービスをすればそれでOKというわけではない、ということは知っておきましょう。
もし相手が変態だった場合、お店でできないようなプレイを強要される恐れもあります。

相手次第ではそんなに魅力的な話でもない

愛人契約については、相手次第ではそこまで魅力的な話じゃなくなることもあります。

例えば、先ほどから例に挙げているように週１回会って月５０万円となればこれはかなり魅力的な話です。

しかし、人によっては週１回会って月１０万円で…などと提案してくることもあります。

風俗の場合、相手と一緒にいなければならないのは決まったコース時間のみ。

短くて60分、長かったとしても120分くらいではないでしょうか。

しかし愛人契約で個人的に会っている場合はコースもコールもありませんから、下手をすると昼から夜まで拘束されることだってあるのです。

一緒にいてある程度楽しい＋プレゼントや高級な食事などプラスαもあって、さらに高額なお手当をくれる相手じゃないと、愛人契約したところで結果的に損に感じることもあるのです。

金銭トラブルに発展する恐れがある

愛人契約はあくまで個人間の契約であり、法的拘束力のあるものではありません。

なぜなら愛人契約というのは世間的に「公序良俗に反する」ものだからです。

公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする。

引用：民法第90条⁻Wikibooks

よって、仮に「月末にまとめて支払うから」と言われたにもかかわらずお金が振り込まれなかったり、契約した金額より受け取った額が少なかったりしても法に訴えてなんとかできるわけではありません。

愛人契約は公的なものではなく、個人間の信頼でギリギリ成り立っているものです。

「払った」「もらってない」「約束と違う」などの金銭トラブルに発展する恐れがある上、もしトラブルがあったとしても法律上どうしようもなく泣き寝入りするしかないということは覚えておきましょう。

お店という後ろ盾がなくすべて自己責任

風俗で働いている場合、何かあった時は必ずお店が女の子を守ってくれます。

先ほどお話しした金銭トラブルもお店を介していれば泣き寝入りなんて事態にはなり得ません。

しかし、愛人契約をして風俗店を辞めた後、元のお客さんと何かあったにしてもお店は当然何もしてくれません！

約束通りのお金がもらえなかった以外にも、例えば「無理矢理ゴム無しで挿入された」などの場合も自己責任。

愛人契約はもらえる額は大きかったとしても、すべて自己責任という部分がかなりリスキーなのです。

不倫問題やストーカーなどのトラブルになるかも

基本的に愛人契約を結ぼうとするお客さんは既婚者です。

しかも、愛人契約＝身体の関係を持つのが大前提。

要は既婚者と身体の関係を持つということなので、これって普通に不倫です。

仮に相手の奥さんにバレるなどすれば不倫問題に発展し、慰謝料を請求されるかもしれません。

不倫問題にしてもストーカートラブルにしても、風俗店を通してさえいれば何とかなる問題が、愛人契約の場合はどうしても女性側が不利・危険な立場になってしまうのです。

お客さんに愛人契約を持ち掛けられた体験談

私はざっくり10年ほど風俗勤務歴がありますが、愛人契約を結びたいと言われたことが何度もあります。

そして実は最初のころに何度かお客さんと愛人契約を結んだこともあります…。

相手のお客さんは飛行機で移動しなければ来られない距離を、週に1回私に会うために通ってきていた太客。

愛人契約の内容は、これまで通り週1回程度のペースで私のところへ来てデートし、食事と身体の関係を持つこと。

ただ仕事の都合で来れないこともあるので、会う・会わないにかかわらず一律月に30万円、あとは会った回数×5万円をくれるということでした。

私はてっきり相手は既婚者だと思っていたのですが、愛人契約を結んで3か月たったころ衝撃の事実が発覚。

なんと相手の男性は奥さんを亡くしており現在は独り身、しかも私と同い年くらいの息子がいるとのことでした。

そして私に迫ってきたのです…結婚を。

結論！
愛人契約は何があるかわからない上に、もし危険なことや自分のマイナスになるようなことが起こっても自己責任なのでおすすめしません！

まとめ

今回は、風俗嬢とお客さんの愛人契約について掘り下げて解説しました。

風俗嬢として働いていると、ある程度太いお客さんから愛人契約を示唆されることもあるでしょう。

場合によってはかなり魅力的な話ですが、個人間の、しかも法的拘束力のない契約のため何があっても保証されることはなく、トラブルやリスクについても完全自己責任なのが愛人契約です。

騙されたり不倫問題に巻き込まれたり、はたまたストーカートラブルに発展したり…とドロドロな目に遭うより、お店というバックがある安心安全な状態で働くことをおすすめします。