スローセックスとは?
前回は、スローセックスのメリットについてご説明させて頂きました。
おさらいとして、スローセックスの特徴をまとめると以下の通りです。
スローセックスの特徴
- 愛撫メインのセックス
- 愛撫から挿入までを1~2時間かけて行う
- 男女ともに肉体的繋がりだけでなく精神的な繋がりも感じることができる(精神的満足感が高い)
- 男性も女性も、通常のセックスより深く長い快感を得られる
- 時間をかけて行うセックスのため、時間に比例して興奮していく女性に向いている
スローセックスは、愛する二人にとって必要なコミュニケーション手段なのです。
では、今回は本題となる「スローセックスの方法」について説明していきましょう!
スローセックスの方法
1.準備
【① スローセックスする予定を決めておこう】
前もってパートナーとスローセックスをする日時を相談しておきましょう。スローセックスは1~2時間を必要とします。スローセックスで一番大事なのは、精神的リラックスです。
二人とも、もしくはどちらか一人でも、忙しかったり時間がなかったりすると気持ちに余裕がなくなり、スローセックスを十分に楽しむことができません。時間に追われたり、睡眠不足で明日がつらくなったりすることがないように前もって予定を決めておきましょう!
【② リラックスできる環境(ムード作り)を整えよう】
スローセックスに大事なのは、精神的リラックスです。穏やかな気持ちでセックスすると、長く深い快感を得られます。リラックスできる環境作りがスローセックスの土台となります。リラックスするために、ぜひ下記の方法を試してみてください。
――リラックスするためのコツ――
- 熱すぎないお風呂に入って、血行をよくしておく
- セックスをする場所は清潔にしておく(ベッドや寝具などを清潔にしておく)
- ムードを演出する音楽を流す
- アロマキャンドルを焚く
- 室内を真っ暗にせず、近くで相手の顔が分かる程度の明かりにしておく
2.愛撫
スローセックスで一番大事なのは、挿入前の「愛撫」です。スローセックスの愛撫は「ゆっくり」「焦らしながら」が基本です。特に「触るか触らないか」くらいのタッチは、相手の神経を徐々に研ぎ澄ませ、いつものセックスでは体験できない快感を得られるはずです。
――スローセックスで気持ちいい愛撫をするコツ――
- 愛撫にかける時間は最低でも30分以上
- 体に触れるか触れないかくらいのやさしいタッチが効果的
- 体の隅々を時間をかけて愛撫していく
- 普段愛撫しないようなところも触ってあげる
- 太もも、腕の内側、わきの下などの皮膚の薄い場所も感じやすいので、そこも忘れずに愛撫してあげる
- キスや舌での刺激も効果的
- アダムタッチと呼ばれる、手を秒速3㎝の速さでゆっくり円を描くように動かすタッチも効果的
3.言葉
忘れてはいけないのは「言葉」を相手にかけてあげることです。でも男性は会話が苦手な方も多いでしょうね。でも、女性を興奮させるのに効果的なのは、男性の低い声でのささやきです。女性は、男性の低いささやき声が大好物なのです!
別に気の利いたことを言う必要はありません。「気持ちいい」「そこがいい」など、体が反応するままのことを言葉にしてささやいてみましょう。きっと女性は興奮するはずです。
また、「気持ちいい」と相手に素直に伝えることで、お互いの性感帯やお互いにして欲しいことが分かり、お互いにとって気持ちいいセックスを実現することができます。言葉をささやくことが、一方的で身勝手なセックスになることを防いでくれて、男女の愛を確かめ合うという目的を達成しやすくなるのです。
4.挿入
男性は挿入すると、ついつい腰を動かしてピストン運動をしてしまうでしょう。それはダメです!
挿入もゆっくりゆっくりです。むしろ、腰を動かさず挿入した状態で抱き合っていると、女性の膣のぬくもりや締まりをより感じて、今までに感じたことのない興奮を得ることでしょう。
――スローセックスの挿入のコツ――
- 男女ともに愛撫で十分に感度が高まった時点で挿入する
- 挿入後、10分程度動かずに抱き合う、またはキスや愛撫をする
- 挿入は女性のあたたかさや膣の動きを感じながらゆっくりと動かす
- 射精を迎える時もゆっくりと動かしながら行う
5.射精後
特に男性は、射精後に急に気持ちが途切れて、タバコを吸ったり、飲みものを飲んだり、トイレに行ったりする方も多いでしょう。
しかしながら、女性の気持ちはまだまだ途切れていません。女性は、興奮がピークから時間をかけて少しずつおさまっていくのです。
男性はそれを忘れてはいけません!せっかくスローセックスで愛を確かめ合っていたのに、すぐに男性がその場を離れると今までの時間が台無しです。
女性も興ざめすることに間違いなしです。射精後も、抱き合ったり、キスをしたり、会話をしたりなど、スローセックスの余韻にひたりましょう。